DPG工法

DPG工法は、ガラス建築の施工方法の一種。サッシを設けず、孔を開けたガラス同士を点支持で連結する工法で、1980年代中頃よりアトリウムなどで採用されている。最初にこの工法が採用された博物館の所在地から、日本以外では「ラ・ヴィレットシステム」とも呼ばれる。

ロチュールで連結した複数のガラスを、カーテンウォールのように梁からぶら下げる構造で、ロチュールは自在に動くため、風圧に強くカーテンウォールと同等の耐震性がある。ガラスに穴をあける工程があるため、高価になりがちである。支持構造体には、スチールやステンレスのトラス、ロッド、ケーブル等のほかガラスの補強材も用いられる。

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